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過去の展覧会
竹久夢二 本からはじまるメッセージ展 ~ブックデザイナー&詩人の顔に迫る~
竹久夢二(1884‐1934)は、大正~昭和初期に活躍した作家の書籍を数多く装幀するのと同時に、自身も著書を出版して個性溢れる意匠で本を彩り、ブックデザイナーとして才能を発揮しました。
また若き日に詩人を志していた夢二は、生涯を通じて様々な場面で詩を詠みました。絵画作品と同様にロマンチックな情趣に満ちた夢二の詩歌は、著書で編んだ詩集や少女向けの雑誌等で親しまれました。時を越えて、現代においても読み継ぎたい夢二の詩は数多く、詩人としても魅力溢れる存在です。
本展ではブックデザイナー、そして詩人としての夢二に注目し、本を通じて夢二が表現した美の世界とメッセージに迫ります。
会 期 | 2016年9月30日(金)~12月25日(日) |
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開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は4時30分までにお願いします) |
休 館 日 | 月曜日 ※ただし10月10日(祝・月)開館、翌10月11日(火)休館 |
料 金 | 一般900円/大・高生800円/中・小生400円 (弥生美術館もご覧いただけます) |
お知らせ:
ギャラリ-トーク
企画展担当学芸員が展示を解説いたします。
10/8(土)・11/13(日)・12/10(土) いずれも午後3時~
岩波文庫『竹久夢二詩画集』発売中!
「竹久夢二 本からはじまるメッセージ展」の“第二部 詩人・夢二”のコーナーに出品している詩作品を中心に収録しています。
企画展担当学芸員による編集で、夢二の詩115篇を、挿画とともに収録(一部カラー)。その他に夢二の芸術観をよく伝えるエッセイと、エピグラム的な断章を日記より抜粋し併収しています。
『竹久夢二詩画集』(岩波文庫 石川桂子・編)
■体裁:文庫判・並製・カバー・352頁 ■定価(本体 1,200円 + 税) ■発行日:2016年9月16日
竹久夢二・装幀 『ひと夜のなさけ』 (黒岩涙香・著 1915年) | 竹久夢二著・装幀 『夜の露台』 (1916年) |
竹久夢二・装幀 『地獄』 (長田幹雄・著 1924年) | 竹久夢二 詩・挿絵 「手紙」 (1926年) |