弥生美術館・竹久夢二美術館

生誕130年記念 再発見！竹久夢二の世界
　【後期】ボヘミアン・夢二　～大正ロマンの画家、知られざる素顔～：10月3日～12月25日　

大正ロマンの画家・竹久夢二（1884-1934）は、2014年9月に生誕130年を迎えます。当館ではこれを記念し、夢二が残した美の世界、さらに知られざる素顔に焦点を当て、その魅力を再発見していきます。
　恋多き人生を歩んだ美人画家という印象の強い夢二ですが、子どもや社会に向けてメッセージ性の強い作品を数多く残しました。また異国への憧れと日本の伝統を融合させた美を紡ぎ、さらに時代の流行を先駆けして、デザインやグラフィックアートを次々と発表して注目も集めます。華やかにみえる活躍の一方で、夢二は孤独と向き合い、自身の精神性を投影させた日本画や書も手掛けました。
　後期の展示では、約２５０点の夢二作品から、恋と旅を重ね、ボヘミアンとも呼べる生き様
を通じて創作された多彩な画業をクローズアップします。社会の規範にとらわれず、自由な姿
勢を貫いた夢二の人物像と芸術活動をご堪能ください。

 

会　　　期	2014年10月3日（金）～12月25日（木）
開館時間	午前10時～午後5時 （入館は4時30分までにお願いします）
休　館　日	月曜日　 　ただし10／13(月・祝)開館、14(火)休館、 　　　　　11／3（月・祝））開館、4（火）休館、 　　　　　11／24（月・祝）開館、25(火)休館
料　　　金	一般900円／大・高生800円／中・小生400円 （弥生美術館もご覧いただけます）

 

お知らせ:

学芸員によるギャラリー・トーク

10/12（日）・11/9（日）・12/14（日）いずれも午後3時～
※予約不要・要入館料

 

『コドモノクニ』四月表紙　大正12年	無題（『直言』コマ絵）　明治38年

 

白鳥の歌　大正14年	恩地孝四郎宛はがき　明治44年