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過去の展覧会
竹久夢二と雑誌の世界 ―明治・大正・昭和の魅惑のメディア―
明治38(1905)年、学生だった竹久夢二は雑誌『中学世界』への投稿をきっかけに画家の道を歩み始めます。様々な雑誌に掲載された作品が当時の人々を魅了し、夢二の人気を高めていきました。表紙・口絵・挿絵から小さなカットまで描き、文字のデザインも行い、文章を書くこともありました。雑誌での仕事は最晩年に至るまで生涯にわたり、約180タイトル、2200冊以上もの雑誌を手掛けています。夢二が活躍した明治末から昭和初期は、雑誌が大衆文化を担うメディアへと急速に発展した時代と重なります。本展覧会では、夢二の仕事の主軸ともいえる雑誌を中心に作品をご紹介いたします。夢二を通し、今改めて時代を映し出す雑誌の魅力に触れてみませんか。
会 期 | 2018年1月3日(水)~3月25日(日) |
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開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は4時30分までにお願いします) |
休 館 日 | 月曜日 *ただし1月8日・2月12日(祝月)開館、翌1月9日・2月13日(火)休館 |
料 金 | 一般900円/大・高生800円/中・小生400円 (弥生美術館もご覧いただけます) |
お知らせ:
ギャラリートーク
企画展担当学芸員が展示を解説いたします。
1/14(日)・2/11(日)・3/11(日) 午後3時より
新発見屏風 「投扇興」東京初公開!
「竹久夢二と雑誌の世界」展の期間中、これまで公開されたことのなかった、竹久夢二の新発見屏風「投扇興」を金沢に続き展示し、東京初公開いたします。
夢二作品で屏風仕立てのものは希少で、扇を的に投げ当てる室内遊戯「投扇興」で遊ぶ、たおやかな夢二式美人が描かれた大作です。近年において貴重な新発見作品に位置付けられます。
「投扇興」は新年の季語でもあります。雅かつ粋な情趣に溢れた新発見作品を、2018年の幕開けに是非ご覧ください。
『若草』第2巻第1号(大正15年) | 『婦人グラフ』第1巻第6号(大正13年) |
『新少女』第2巻第4号(大正5年) | 『中学世界』第12巻第8号(明治42年) |